プラセンタ 抽出方法

プラセンタの抽出方法を全て調べて特徴をまとめてみた

 

どのプラセンタ製品にも共通して言えることですが、プラセンタの製造過程のひとつに、「抽出」という一部の工程作業があります。

 

これは、胎盤(プラセンタ)から有効成分を抽出する製造工程ですが、どれだけクオリティの高いプラセンタ原料が使用されているプラセンタ製品であっても・・・どれだけ豊富なプラセンタ原末を含有しているプラセンタ製品であっても・・・この抽出方法の種類によっては、効能・効果が現れにくい、というのが常識的になっています。(プラセンタ業界では本当に一般常識的な専門知識です)

 

つまり、これからプラセンタを購入する人たちは、まず、「この商品のプラセンタ含有量は?」「値段は?」と色々と疑問が出てくると思いますが、その疑問の中のひとつに、「このプラセンタ商品の抽出方法は?」という疑問も、必ず出てこなければ良いプラセンタ選びは出来ない、ということです。。。

 

そのプラセンタから有効成分を抽出する方法は、はなが知っている限り10種類以上はあって、それぞれにメリット・デメリット、そしてランク、階級のようなものまであります。

 

ちょっと専門過ぎる知識ではありますが・・・複雑な理解のままプラセンタ製品を購入するのはあまりよろしくないと思うので・・・このページでは、できるだけ分かりやすく、その抽出方法の種類と、それぞれの特徴をまとめてみました。

 

プラセンタの製造法

まずは、抽出法の工程を知る為に、プラセンタの製造過程から調べて見る事にしました。プラセンタの原料生産会社である株式会社カリテスジャパントレーディングのHPでは、プラセンタの製造過程を紹介しています。その製造過程は以下のような手順で行われています。

 

1胎盤を除血、洗浄する。
2抽出作業。
3濾過・滅菌。
4熟成、粒度の縮小、殺菌し完成。

 

一般社団法人日本プラセンタ協議会の関連企業である株式会社ヴィチェでは、プラセンタ抽出方法の動画解説がありますが、この工程の中で最も品質の良し悪しを決定づける製造過程は、やはり抽出作業と説明されています。

 

せっかく優れた原料を使っていても、抽出方法によっては製品の質は大きく変化してしまうようです。そんな大切な抽出工程を詳しく知る為に、幾つかあるプラセンタの抽出方法をまとめてみました。

 

加水分解法

加水分解法とは、分解釜に胎盤を入れ、酸を加え、反応させる事に因って、蛋白質を分解する方法です。この工程は非常に重要で、プラセンタの主成分である蛋白質をアミノ酸レベルにまで分解できると言います。

 

超高圧加水分解法

加水分解法と加圧法を組み合わせた抽出法。まず加水分解法でプラセンタを分解し、高圧を加える事でプラセンタ原料同士の粒子を衝突させ、更に小さな粒子にナノ化出来るそうです。微粒子されたプラセンタは、高濃度でも粘度が低く、また匂いと言ったリスクも軽減できるとあって、多岐に渡るプラセンタ製品に変える事ができ、活用法が広がる抽出法として、他にも多くの企業で採用されています。

 

酵素分解法

食品素材や食品添加物の加工会社である三菱化学フーズ株式会社のHPの中に「酵素とは」の説明があります。酵素とは、生物の体内にある蛋白質で、製造過程において特定の化学反応を速める事の出来る物質だそうです。

 

その数多くある酵素には、一つずつ作用する物質が決まっており、素材に応じた酵素を選択する事で特定の物質だけを反応させる事が出来ると言います。この酵素の特性を生かし、プラセンタの細胞壁に酵素を反応させ、有効成分を取り出す方法が、この「酵素分解法」と言う抽出方法です。この酵素分解法は加水分解法と比べ、有効成分の抽出率が高く、温度や圧力を激しく変える必要がない為、プラセンタエキスに含まれる成分の量が豊富であると言われています。

 

高圧酵素分解法

酵素分解法と似ていますが、高い気圧の掛かった環境の下で、酵素分解する抽出法が高圧酵素分解法と呼ばれているようです。株式会社東洋サプリでも紹介されているように、プラセンタエキスを抽出する方法として採用されていますが、この抽出法は、通常の酵素分解法と異なり、高圧が掛かる事で滅菌され、酵素の働きを促進出来るようです。また、従来の酵素分解法より、安全性の高く、有効成分がより多く抽出する事が出来る優れた抽出方法だと言われています。

 

分子分画法

プラセンタ注射を扱っている品川イーストワンスキンクリニックのHPに医療用プラセンタの抽出方法等が記載されています。

 

主に取り扱われているプラセンタ注射には2種類あり、ラエンネック社のプラセンタ注射・製品の抽出方法は、この分子分画処理法が用いられているようです。ラエンネックの製法によると、ペプシンによる酵素分解法と塩酸による加水分解法と分子分画法が併用されています。

 

この分画装置を特許申請した東レ株式会社の特許内容を参考に抽出方法をまとめて見ると、分子分画法は、プラセンタの水溶液がフィルター(分離膜)を通過する事で、有効成分である蛋白質の生態活性物質を壊す事なく取り出す事が出来るようです。余分な不純物も同時に取り除く事が出来る為、効率良く有効成分を取り出す事が出来るとされています。分子量の小さなアミノ酸であれば、従来から用いられている加水分解や酵素分解で十分だとされていますが、細胞増殖因子やサイトカインのような複雑でデリケートな分子は粉々に壊れてしまう為、分子分画法を用いて抽出する場合があるそうです。

 

凍結融解法

凍結融解法とは、凍結破砕法、細胞破砕法とも呼ばれています。GEヘルスケア・ジャパン株式会社のHPに記載がありますが、胎盤を凍らせる事でプラセンタの細胞壁に結晶を作り、その結晶部分が胎盤の細胞壁を傷つけ、有効成分を取り出す方法だそうです。十分に有効成分を取り出す為には、凍結と融解を最低2回以上繰り返す必要があるとされています。コストも掛からず、簡単な抽出方法ではありますが、蛋白質の活性化を失う事が多い抽出法とも言われています。

 

凍結酵素抽出法

凍結酵素抽出法は、凍結融解法の抽出能力の低い面を、酵素分解法の高い抽出技術がカバーした抽出方法となっています。高い抽出率と凍結融解法の手軽さを併せ持った効率の良い方法となっており、プラセンタの原料抽出法として用いられ始めているようです。より多くの高純度プラセンタエキスを取り出す事は出来ますが、それに伴いコストも技術も必要とされています。

 

細胞培養法

まだ数は少ないですがプラセンタにも、ワクチン生成等に用いられる技術である細胞培養法が使われた製品があります。プラセンタ治療を手掛けている上通クリニックのHPでスイスのMFVの商品説明が詳しく紹介されていますが、この製品は細胞培養法で抽出されているようです。細胞培養法は、プラセンタから取り出した細胞の一部を人工的な環境下で増殖させる技術を用いています。その為、成長因子を多く含み、体の内部に取り入れる事で活性化し、再生のアンチエイジング効果を得る事が出来るとされています。細胞培養法は、最先端の技術が必要な抽出法である為、抽出に多くの費用を必要とし、販売されている商品の値段も高めとなっています。

 

抽出法に着目する

最近では、高圧酵素分解法や凍結酵素抽出法と言った2つの抽出法を組み合わせた抽出方法が、より高い有効成分を取り出せるとあって主流となってきています。

 

抽出技術も上がってきている為、抽出率も高くなって来てはいますが、濃度等に違いもあり、製品の良し悪しを判断する際には、欠かさず抽出法についてチェックする必要があると言えるでしょう。

 

製品の質と言うだけでなく、製品の値段に大きな違いが出てくるのが抽出方法です。商品を購入する場合は、高度な抽出法となれば必ずコストが掛かってくる為、商品の値段と抽出技術との双方で自分に最適な製品を選ぶ事が大切と言えるかも知れません。

 

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